AITD定例セミナー「海外出身社員が活躍できる日本企業とは」開催報告

2022年6月定例セミナー 「海外出身社員が活躍できる日本企業とは」

講 師: 亜細亜大学アジア研究所 教授 九門 大士 氏

日 時: 2022年6月24日(金)15:30~17:30

 

【概要】 九門大士先生は高度外国人材の日本就職・活躍やグローバル人材育成の第一人者で、亜細亜大学のほか、東京大学公共政策大学院や広島大学でも教鞭をとっていらっしゃいます。また、AITDには監事として参画いただいています。

九門先生のご講演では、まず、外国人留学生の日本就職の現状と課題について解説していただきました。そして、海外出身社員の採用・活用のポイントについて、「採用の目的を再考する」「多様性を受け入れる」「海外出身人材に求める日本語の水準を緩和する」等の提言を伺いました。すべての社員が才能を活かして働けるインクルーシブな組織を作ることが、海外出身人材のみならず、多様なバックグラウンドをもつ人材の活躍につながるというメッセージが印象的でした。

 

九門先生のご著書:『日本を愛する外国人がなぜ日本企業で活躍できないのか? 』(日経BP、2020年9月)