2026年1月定例セミナー 「高度外国人材のリアリティショックを低減する~多文化・社会正義のキャリア支援の援用~」
講 師: AITD理事・金沢大学融合研究域融合科学系助教 髙沼 理恵
日 時: 2026年1月30日(金)15:00~17:00
【概要】今回の定例セミナーでは、高度外国人材が日本企業に就職後に直面するリアリティショックをいかに低減するかをテーマに、多文化・社会正義のキャリア支援のフレームワークをもとに検討しました。髙沼氏は、文部科学省委託事業で実践した企業と留学生をつなぐワークショップや対話の事例を紹介し、双方の期待と現実のずれがリアリティショックを生む構造を解説。個人支援(ミクロ)だけでは越えられない課題を示しつつ、関係性やシステムに働きかけるメゾレベルの介入の必要性を提起しました。さらに、採用から入社後までのプロセスを俯瞰し、組織やコミュニティといったマクロレベルでの具体的な働きかけの方向性を提示しました。
参加者からは「支援が個人に偏っていないか省みる機会となった」「組織や構造に働きかける視点の重要性を実感した」との声が寄せられ、実務と理論を往還する示唆に富む時間となりました。

